応用科学探究「医療ボランティア」が行われました
○日 時 平成30年8月6日月曜日
○場 所 愛媛大学医学部看護学科
○対 象 2年生15名
グローバル・スタディーズの一環である応用科学探究「医療ボランティア」が行われました。
前半は医療ボランティアについて、愛媛大学医学部附属病院の小手川雄一先生、ボランティアコーディネーターの寺岡陸雄先生、野村和男先生にお話をいただきました。愛媛大学医学部附属病院には、ボランティアいきいき会という組織があり、現在の会員数は216名とのことでした。活動部門は8部門に分かれ、それぞれの資格や特技を生かした活動を無報酬でされています。附属病院の患者やその家族を、医師や看護師だけでなく、薬剤師や心理士、ソーシャルワーカー、そしてボランティアのみなさんがチームでケアするという考え方に驚きました。
後半は、附属病院内の見学をさせていただきました。普段は気づかないような、天井のミラーや壁の表示、手すりの位置など、院内の設備について説明していただきながらじっくりと見学することができました。
最後に研修のまとめとして、愛媛大学医学部総合医学教育センター長の小林直人先生のご指導のもと、3班に分かれてグループディスカッションと発表を行いました。今回の研修を通して初めて知ったこと、気づいたことを話し合い、考えを深めることができました。医療技術の発展はもちろん、患者や家族の心のケアという面にも力を入れているのだということに気づき、また医師や看護師だけでなく、見えないところで働いている様々な人々の存在を知ることができました。
医療関係の進路を目指す立場の生徒たちにとって、多くの学びがあったと思います。お忙しい中お時間をいただき、このような機会を作ってくださった附属病院の先生方、本当にありがとうございました。