「伊豫学」の授業において愛媛の自然・環境について講義していただきました
○日時 平成27年5月18日(月) 14:25~16:05
○場所 愛媛大学附属高等学校 多目的学習室
○対象 1年生全員
○講師 愛媛大学農学部 武山 絵美 先生
「野生動物との共存を考える」というテーマで講義をしていただいた。環境問題は、環境(自然)と人間が接して起こる問題であり、農学部は環境問題について研究していく学部であると農学部の説明もしていただいた。環境は人間に大きな影響を与え、また人間は環境に大きな影響を与えている。つまり、人間次第でよりよい環境を作っていくことができ、よりよい環境を作るために人為的に生態系を変えようとすることは危険であると説明していただいた。地元愛媛の柑橘栽培の特長や、愛媛県はイノシシによる被害が大きいとの説明の後、「このキャンパスにイノシシが出没したらどうすべきか」というテーマについてグループでディスカッションを行った。
生徒の感想:Aさん
私はこれまで環境について深く考えたことがありませんでした。講義を受講し、そのような無関心も環境問題を他人事にしてしまっていることだと思いました。私たちの身の周りで起こる環境問題はどれも人間の手によって起こっています。しかし、人間の手で環境をよりよくすることもできると思います。環境問題を他人事にせず自分にできることから始めて行きたいです。
生徒の感想:Sさん
今回の授業で出てきた問題は、現実でも充分に起こりうるものでした。そういう面でも、この地域の野生動物について、改めて考えないといけないと思いました。自分にとっても身近な動物について、何か少しでも考えてみるだけでものの見方が変わると思います。根拠のない想像をせず、深くまで突き詰めて地域の課題に取り組んでいきたいです。
生徒の感想:Nさん
私が思っていたよりも自然は身近でした。そして動物や自然と人間が共生していくことの難しさを改めて感じました。解決方法を見つけることは難しいことかもしれないけれど、このような地域の問題と向き合う姿勢を大切にしようと思いました。