セント・アンドリューズ高校との国際交流協定を締結しました
1.セント・アンドリューズ校の概要
○学校名(国名) セント・アンドリューズ ルーサラン・カレッジ(オーストラリア)
○ホームページ http://www.standrewslutheran.qld.edu.au/
○設置形態 私立
○学校種別 キリスト教ルター派・幼小中高一貫校
○沿革・特色等
1993 年創立。就学前の5 歳から高校卒業前のY12 まで在学する私立学校。日本語教育に非常に力を入れており、日本語の話せる職員も多い。キリスト教新教ルター派の教会の教えを受け継いでいるが、もちろん他の宗教や宗派の子どもも受け入れている。2008 年には、国際バカロレアの教育が承認され、IB School としての歩みを始めている。特に日本語を幼稚園から6 年生(Y6)まで学び、その後(Y7-Y12)も科目選択が可能である点が特色であり、親日的な学校であり、交流学習を深めていける環境が整っている。
2.交流実績及び交流協定締結に至った経緯
セント・アンドリューズ校との交流は,2011 年に本校の川口ローラALT から提案があり,2年生,3年生の英語の選択授業でスカイプ(インターネット回線を利用したテレビ電話)による交流を行ったことに端を発している。その後は年に数回の授業や英語部の活動に同校との交流を取り入れ,互いの文化紹介やテーマを設定した意見交換などを行っている。また,平成26 年度は,本校からオーストラリアに留学している生徒を介して,俳句を題材とした交流も行った。
3.交流協定締結の効果及び展望等
セント・アンドリューズ校が位置するオーストラリア・クイーンズランドと日本の時差はわずか1 時間であり,授業に無理なくリアルタイムの交流を取り入れることが可能である。また,同校が日本語教育に非常に力を入れていることから,英語による交流を通じて本校生徒の英語運用能力向上を図ることができるばかりでなく,日本語によるやりとりを通じてセント・アンドリューズ校生徒の日本語運用能力向上が期待できるなど,双方にメリットがある。今後はセント・アンドリューズ校との交流をスーパーグローバルハイスクールとして設置する学校設定科目「グローバル・スタディーズ」「異文化理解」において,グローバルな社会課題について協働で研究することにより,異文化理解やコミュニケーション能力向上を図ることを予定している。また,多様な交流を通じて,国際的な視野を有する人材の育成を目指す国の拠点校,地域のモデル校として取組に関する情報を積極的に発信し,その責務を果たしていきたいと考えている。
○協定書(和文PDF)
○協定書(英文PDF)