○日 時 平成29年6月19日(月)5・6限
○場 所 本校多目的学習室
○対 象 1学年全員
○講 師 愛媛大学 法文学部 丹下 晴喜 先生
「松山という地域で人権と福祉、まちづくりとボランティアを考える」をテーマに、自分たちの住んでいる松山市で、福祉やボランティアを充実させ地域を作る、とはどういうことかを個人個人が自分の意見を持って考えることができるよう、班活動を中心に講義が進められました。
まず、題材としてホームレスという言葉を聞いてどのようなことをイメージするか、何故ホームレスになったのか、ということを個人で考え、班で発表しあうという活動がおこなわれました。この際、優等生的な意見ではなく、率直な意見を出すように、との指示があり、各班から様々な意見が出る結果となりました。次に、松山における大学生とホームレスの関わりを描いたテレビ番組を視聴し、視聴後にも再度班で意見交換をおこないました。生徒たちは鑑賞前に言われたポイントに注目しつつメモを取り、視聴前後でホームレスに対する考え方はどのように変わったかを話し合いました。また、ホームレスがいない地域社会を作るには、どのような活動が必要か、という観点での話し合いもおこなわれ、それぞれが政治的な面、福祉的な面など様々な面からの支援等を考えることができ、一人ひとりが本テーマの意味について自分なりの意見を持つことができる活動的な講義となりました。