令和4年5月12日(木)「リベラル・アーツ」第4回目の講義がありました。
受講している2人の生徒にインタビューしました。
法学入門「憲法を考える」で学ぶ早川さんは立法・行政・司法の関係と憲法の規定について知ることができたそうです。司法権の中でも特例として宗教上の争いが法律上の争訟とならない理由について、国家と宗教の分立、政教分離の原則があるからだと考えました。中学、高校と習ってきた三権分立ですが、単純な分立ではないことを理解することができました。
化学入門「高分子化学入門」の泉さんは、汎用プラスチックとエンジニアプラスチックについて新しく知ることができたそうです。機能的強度や耐熱性に違いがあり、エンジニアプラスチックの方が強度、耐熱性ともに優れており、工業用の部品や高い性能が求められる製品に用いられます。ひとくちにプラスチックと言っても様々な種類があり、用途に応じて使われているということがわかったそうです。
高度な内容ではありますが、豊富な資料や解説を元に生徒たちなりに考えを深め、理解しているようです。
「リベラル・アーツ」:愛媛大学の大学講義科目を、先取り履修するもの。コロナ禍のため非同期型の遠隔授業を高校で受講しているが、愛媛大学進学者は大学に申請することで大学での単位も認められる。
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