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News & Topics

2022/06/09

理科部の絶滅危惧種保全活動への研究助成が決定

理科部では、絶滅危惧種マツカサガイの保全活動に力を入れて取り組んでいます。マツカサガイとヤリタナゴは、愛媛県で絶滅すると言われている生き物のうち、最も緊急性が高く、対策が急がれています。こうした水生生物が絶滅の危機に瀕しているのは、戦後行われてきた新しい農業や農地のあり方が、限界を迎えようとしているからです。同じ課題を、他県や他国も抱えています。
環境の保全は、一筋縄ではいきません。実験室での実験、専門家会議、フィールドワーク、それぞれ単独で達成できるものではありません。すべての力の結集が必要です。
今年度は本校が飼育・実験の拠点となり愛媛大学生、大学院生とともにフィールドワークも強化します。愛媛大学理学部・工学部の研究者、NPO西条自然学校、愛媛県自然保護課、生物多様性センター、国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所、地域住民などと協働して様々な課題を1つずつ解決し、愛媛からこれらの生き物が消えることがないよう取り組んでいきます。
このようなこれまでの活動と今後の活動予定が評価され、令和4年度の公益財団法人河川財団河川基金の研究助成を受けることになりました。引き続き活動に取り組んでいきます。

 

  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 15.陸の豊かさも守ろう
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