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News & Topics

2022/10/12

グローバル・スタディーズⅠ「生物多様性について考える」

令和4年10月12日(水)グローバル・スタディーズⅠは愛媛大学法文学部の楢林建司先生の講義「生物多様性について考える」でした。
初めに、9月に楢林先生が愛媛大学の学生を引率して実施した、タイでの研修についての話がありました。タイで醬油やレトルト食品を販売しているヤマモリという食品会社、一般向けの環境学習施設であるトヨタグリーンタウンやエメラルド寺院を訪問し、パンヤピワット経営大学の学生との交流を行うなどの文化研修もしたそうです。コロナ禍の研修ということで、念入りに事前準備をして実施されたとのことでした。
次に、生き物たちの豊かな個性とつながりについての話がありました。生物の多様性には、生体系の多様性、種の多様性、遺伝子の多様性の3つのレベルの多様性があるのですが、現在、これらの多様性に危機が迫っており、このグローバルな問題に対処するために作られたのが「生物多様性条約」です。2018年時点で、194カ国とパレスチナが参加しており、インターナショナルな取組みが行われています。ここで、「インターナショナル」と「グローバル」は国境の存在を前提としてる、という話になり、この似ている2つの言葉の違いに改めて気付かされました。国家としての取組みだけでなく、愛媛県も2011年12月に「生物多様性えひめ戦略」を制定して独自に取り組んでいます。こういった取組みは国民の民意が反映されなければならず、国民やNGO等のしっかりとした関与が重要となってくるとのことでした。

 

  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 14.海の豊かさを守ろう
  • 15.陸の豊かさも守ろう
  • 17.パートナーシップで⽬標を達成しよう
  • 4.質の⾼い教育をみんなに

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