令和4年11月16日(水)2年生のグローバル・スタディーズⅠは愛媛大学法文学部の山本與隆先生による「現代文化とテクノロジー」と題したリモート講義でした。
「文化」とは、それぞれの民族・地域・社会に固有の精神的なものであるのに対し、「文明」とは技術・機械の発達や社会制度の整備などによって生活を豊かにするものと言えます。一方、現在グローバル化が進んでいますが、グローバル化とは、「地域の固有性を有する文化を文明化すること」と解釈できます。したがって、グローバル化が進展すると文明は拡大するが、文化は衰退することになるそうです。
デジタル機器をうまく使いながら、記憶力を優位にする紙に触れて「書く」という作業もおろそかにしてはならず、文化の重要な部分は守るべきであり、グローバル化とテクノロジー化の中にあっても、大地に足を付けて自分たちの固有の文化を見失わないように自分自身で考えることが大切であることを生徒たちは学習しました。
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