令和5年2月6日(月)1年生のSDGs伊豫学は、愛媛大学大学院医学系研究科 西嶋真理子先生の「愛媛の医療と福祉 インフルエンザを考える」をテーマとした講義でした。
初めに、西嶋先生から愛媛大学医学部看護学科の紹介があり、看護学科で保健師を目指している先輩と養護教諭を目指している先輩からメッセージがありました。愛媛大学医学部に看護学科が設置されたのは平成6年で約30年の歴史があることや、実習の様子、卒業生の就職先についてなど、看護学科を知ることができました。
次に、愛媛の医療と福祉について、愛媛県の保健医療体制の説明がありました。住民の一般的な疾病や外傷等の診断・治療をする一次保健医療圏、胃がんなど一般の入院医療に対応する二次保健医療圏、手指切断など特殊な診断、治療を必要とする高次の保健医療サービスを提供する三次保健医療圏について理解することができ、地域の方々が安心して質の高い医療を受けられることを、知ることができました。
最後に、インフルエンザについて話がありました。感染症に関する法律や「新型コロナウイルスを2類から5類に引き下げよう」と今話題になっている感染症の分類、インフルエンザと新型インフルエンザの違い等について学ぶことができました。その学びのあとで「海外で発生した新型インフルエンザが国内に入ってきた。しかも、令和5年1月31日、本校のAさんが発症してしまった」場合を想定して、私たちはどのような対応をすべきかをグループで話し合いました。感染者の人権に配慮しなければならないという意見が多く出ていたようでした。西嶋先生のお話から、愛媛の医療と福祉について多くのことを知り、インフルエンザについて考えを深めることができました。
コメントを投稿する
コメントを投稿するにはログインしてください。