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令和５年６月21日（水）1年生の「産業社会と人間」は愛媛大学 宇宙進化研究センター 清水徹 准教授の講義「宇宙天気予報」でした。
まず、宇宙進化研究センターにある大規模構造進化部門、ブラックホール進化研究部門、宇宙プラズマ環境研究部門について、それぞれどのような研究を行っているかについて話がありました。
続いて、太陽の主たる燃料は水素で、水素の核融合反応（Ｈ＋Ｈ→Ｈｅ）による発熱と発光をしていること、現在の太陽は推定年齢が46億歳で、すでに中心部に存在する水素の50％を燃やしたと言われていること、おおよそ11年周期で活動が活発になったり落ち着いたりしていること、地球環境は現在、奇跡的に絶妙なバランスで保たれており、生物や物質の誕生と破壊（つまり生存競争)により、それらの共生のバランスが取れていることなどについて説明がありました。
最後に講義の内容を踏まえて、「競争と共生のバランスを身近に探してみよう」と、６人班に分かれて話し合いました。スポーツで例える班や二酸化炭素で例える班など、様々な視点から『競争』と『共生』のバランスを考えました。
難しい内容でしたが、宇宙の中に自分たちは存在していて、この絶妙なバランスを崩さないよう私たちは努力しなければならないと再確認できました。