MENU閉じる

News & Topics

2021/06/09

グローバル・スタディーズⅠ

令和3年6月9日(水)の2年生のグローバル・スタディーズは、前回に引き続きオンラインで愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室の村田先生に御担当いただきました。前回はコミュニケーションとは何か、「聴く」力について説得力のあるプレゼンテーションスキルについての話でした。今回はそれを受けて2名の愛媛大学学生を交えてグローバルコミュニケーションを学ぶ内容でした。
「人の成長を決定する要因のうち70%は自身の経験に基づくものであり、残りの30%は間接経験に基づくものである。個人の成長を決める最も強力な要因は直接経験からの学びなので、失敗を恐れず様々な挑戦をすることに大きな意義がある。今回の大学生との交流は生徒たちにとって一種の間接経験であるが、挑戦のきっかけにしてほしい」と先生からお話がありました。
愛媛大学社会共創学部を休学しイタリアに留学している学生とは現地からのリモートで話を聞きました。昨年4月に留学する予定でしたが、コロナ禍でやむなく延期し、1年後にようやくイタリアへ発つことになったそうです。周囲や様々な情報の中から正しい情報を集めることの重要性を実感したとのことです。文化の違いなど自身で体験し、感じることが大事だと話していました。
愛媛大学教育学部在学中の学生は本校の9期生で、在学中は生徒会長を務め海外研修にも参加したそうです。その経験談も交えつつ、コミュニケーションについて話してくれました。大学入学後も海外研修に参加しましたが、語学力に不安があっても言葉以外の様々なコミュニケーションの方法があること、自身が楽しむためのツールとしてコミュニケーション能力を高めていきたいと語りました。また、本校の卒業生として、他校ではできないことを学べる機会を活かし、その経験を大切にしてほしいとも話してくれました。
質疑応答では、「プレゼンの際に意識することは?」という問いに「一番伝えたいことだけは忘れない」「ターゲットを意識して話す」、「人前で緊張しない方法は?」という質問には「場数を踏むこと。失敗を恐れず挑戦すること」「準備を入念にする。緊張はするが、不安は減らせる」など、具体的なアドバイスをもらいました。
遠隔授業でしたが、だからこそ可能になったイタリアと日本との同期型交流で、大変有意義な時間となりました。

  • 10.⼈や国の不平等をなくそう
  • 16.平和と公正をすべての⼈に
  • 4.質の⾼い教育をみんなに

コメントを投稿する

コメントを投稿するにはログインしてください。

Page Top