令和3年1月18日(月)、愛媛大学大橋裕一学長によるSDGs伊豫学の授業がありました。テーマは眼科教授でもあった学長の専門「近視は予防できるか」です。
眼科を受診する目のトラブルの多くは近視だそうです。近視とは、遠くはぼやけるが近くははっきり見える状態で、遺伝要因と環境要因があり、日本では学童近視が増加しており、早期に発生した近視は進行が速いことが分かったそうです。日本人の成人失明原因のトップは、近視による網膜障害だということです。
近視は遺伝の要素もありますが、治療法はあり、寝るときにオルソケラトロジーレンズを着ける方法や、MyoVisionレンズという矯正レンズを使ったり、手術で近視を治す方法です。
自分でできる治療方法は、姿勢を良くして近業作業を続ける、戸外でバイオレットライトを浴びる、明るいところで勉強する、目に栄養を与える、小さな文字を読むことを避ける、正しい眼鏡を使うことなどが挙げられるそうですそうです。
近視の原因を理解し、自分の進行パターンを把握して適切に予防すれば近視の進行は止められることを学びました。
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