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令和2年10月12日（月）SDGs伊豫学は愛媛大学農学部胡柏先生による授業でした。
2018年度に、本校1年生を対象としたアンケート結果では、農業・農村のイメージは「少子高齢化」、「後継者不足」、「過疎」、「3K」などネガティブなものが多く、実際日本の農業では、後継者不足が問題となっています。
それでも先生によると、現在の農業は30年前に比べてかなり発展しており、農学のカバーする領域も広く、さらに理系を選ぶ女子が増えたことも重なり、農学部の新設を行う大学も相次いでいるそうです。愛媛大学農学部でも3学科10コースに分かれて多くの学生が活発に研究を行っています。
近年注目されている農学の研究に、①先端的な農業経営の情報基盤整備、②食と農のリスク管理、③農産物流通・消費・貿易問題（フェアトレード、エシカルトレードなど）、④資源・環境問題と農業経営などがあるそうです。
「良い食べ物は腐る」の言葉通り、できるだけ添加物を使わない方向に向かっており、今後農業は伸びる産業だということを学びました。