令和4年2月21日(月)のSDGs伊豫学は、「愛媛の『井関農機』と農業の未来」というテーマで、井関農業株式会社の栗田航氏に持続可能な農業のあり方についてお話しいただきました。会社の沿革や海外における拠点、農業にかかる開発商品などの紹介に加え、農業の効率化に向けての取組など、農業機械などのハード面から、生産管理や栽培技術などのソフト面まで、幅広い営農提案を打ち出している井関農機の理念について知ることができました。
また、現在の国内農業事情について、高齢化が進み就農人口が減少していることや、近年の担い手農家への形態変化についても教えていただきました。それに伴い、スマート農業に注目が集まり、井関農機でもSDGsの達成を目指し農機の開発やICT技術の活用を進めており、アジア農業の機械化による生産性向上やヨーロッパにおいて景観整備用機械を用いた住みよいまちづくりに貢献しているそうです。
最後に、近未来においても持続可能な農業について、またその農業を実現するために必要な政策や技術についてグループ討議を行いました。持続可能な農業の未来を創造するために、生徒たちからは様々なアイデアが提案され、有意義な時間となったようです。
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