令和4年6月2日(木)「リベラル・アーツ」第7回目の講義がありました。
『数学入門』の「データリテラシー入門」では「データの信頼性、データ活用の留意点、AI周辺技術概要」というテーマで、実際の統計や調査などの考察を通して、情報処理において注意すべき事柄について学びました。受講している三ツ井さんは、「同じ事柄でも情報をどのように処理し提示するのかによって、受ける印象が大きく変わることに驚きました。統計やデータを見るとき、与えられた数字をただ受け取るのではなく、説明に用いられている語句の定義を理解し、自分で考え本質を捉えることが大切なのだと実感しました。」と話してくれました。
『化学入門』の「現代社会を支える有機化学」では「化学の発展と生活」をテーマに19~21世紀にかけて発展した化学の出来事、20~30年後の未来の世の中について学びました。受講している中矢さんは、「20~30年後には軽量小型電気自動車用二次電池や人工光合成、再生臓器の製造などの技術が発明されるかもしれないということが印象に残りました。技術開発のスピード、実用化から普及までのスピードが速まっていることもわかりました。電気自動車などSDGsに関連した技術開発が進めば、地球温暖化に歯止めをかけることができると思います。」と話してくれました。
今回もたくさんのことを学び、多くの刺激を受けましたす。来週はリベラル・アーツ最終回です。大学生同様に本校の生徒も、試験または課題による評価が待っています。
「リベラル・アーツ」:愛媛大学の大学講義科目を、先取り履修するもの。コロナ禍のため非同期型の遠隔授業を高校で受講しているが、愛媛大学進学者は大学に申請することで大学での単位も認められる。
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