令和4年7月8日(金)、3年生(選択生68人)を対象にグローバル・スタディーズⅡを行いました。
今回は、「みんなができる日本国内での国際貢献-『やさしい日本語』の使い手になろう-」という題目で、台湾の義守大学の堀野善康先生から日本語教育について、講義をしていただきました。堀野先生は、アメリカと台湾で日本語教師をされたご経験があります。アメリカでの経験、台湾の高雄がどのようなところか、台湾でどのような授業をされているのかについてお話していただきました。3年生は昨年度、修学旅行と海外研修で台湾に行く予定でしたが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で行けなかった経緯があったため、改めて台湾のことに向き合う時間となりました。
4人ずつの班に分かれ、堀野先生のご出身である関西の方言を使って自己紹介を行うことや、誕生日に欲しいものは何かといったアイスブレイクのアクティビティを踏まえ、グローバル人材にとっての英語の位置づけや、外国人は日本語をどのように捉えているのか、実際に実施されている日本語教育はどのようなものかを学びました。考えて意見を交わす活動がたくさんあり、活発な授業となりました。
堀野先生のご講義は「気付かせてくれる」お話が多く、日常の中で見逃している大切なことに気づく時間でした。生徒たちはそれぞれの活動に一生懸命取り組み、とても有意義な時間となったようです。今後も、多くのことを学び、経験し、充実した時間となるよう、教員たちは準備しています。
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