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令和4年7月29日（金）、愛媛県等が主催する「愛媛県高等学校国際教育リーダー研修会」が伊予市の「IYO夢みらい館」で開催され、本校からも4人の生徒が参加しました。この研修会は、愛媛県各地から高校生が集まり、国際知識を身につけたり海外事情に対する認識を深めたりすることを目的として毎年開催されているものです。
実施したワークショップは買い物ゲームで世界の食糧事情について考えるものでした。与えられた予算で400キロカロリーを摂取することを目標として食べ物を買った後、実際栄養がどれくらい摂れたかをチェックします。少ない予算ではどうしても栄養は低くなることが分かります。2回目は1回目と同じ予算に加えて、「給食券」、「栄養指導権」、「現金100円券」のうちのどれか一つを受け取って買い物をします。多くの人が1回目の経験と補助券で、2回目の方が栄養バランス良く買い物をすることができます。このゲームから、栄養をとるために最も効果のあった補助券は「給食券」で、その次が「栄養指導券」、一番効果がないのは現金支給であるということがわかりました。
生徒たちは、普段意識することはあまりありませんが、今こうしている時にも飢餓で苦しんでいる人や亡くなってしまう人がたくさんいることを、今更ながら考えさせられたようです。最後のまとめで、本校生徒がみんなの前で感想を述べるなど、4人とも積極的に活動に参加し、他校生とも楽しく交流できた研修会でした。