令和4年8月1日(月)2年生の「応用科学探求」のひとつ 「微量化学物質の機器分析」を愛媛大学 農学部 三浦記念館で実施しました。
「応用科学探究」は2年生を対象とした夏季集中の高大連携プログラムです。本校生徒は、自然科学・社会科学・人文科学に関する7つの講座から、自らの興味・関心や将来の進路に応じて講座を受講することができます。それぞれの講座は愛媛大学の教員等にご担当いただき、県内各地で実験・観察・体験するものです。
「微量化学物質の機器分析」は愛媛大学農学部の高橋先生にご指導いただきました。先生は学生時代に、人の影響をほとんど受けていないと言われる白神山地にも微量化学物質が存在していることを知り、驚かれたそうです。枯葉剤で知られるダイオキシン、カネミ油症事件のPCBなど世の中には多くの危険な微量化学物質が存在し、野生動物の体内やどこかの地域に蓄積されつつあります。それらの調査のために使用されているガスクロマトグラフ質量分析計について教えていただくとともに、実物を見学させていただきました。
初めて見る巨大な専門機器の姿に、多くの生徒がカメラを向けました。大学で実際に行われている研究の様子とそれらがどのように世界と繋がっていくかを知ることができる良い体験となりました。
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