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令和4年10月17日（月）のSDGs伊豫学は、愛媛大学大学院農学研究科の胡 柏（ふ ばい）先生の講義「ようこそ、ダイナミックな農と食の世界へ」でした。
「先進国ほど農業従事者の高齢化が進んでいる。〇か✕か。」という問いから始まった講義。日本の農業についてよく勉強している本校の生徒たちは、ほとんどが「〇」に手を挙げました。しかし答えは「✕」で、多くの驚きの声が上がりました。
「日本の農業従事者の高齢化というのは非常に特殊なケースであり、農業はむしろ世界では先進国型産業である」という胡先生の専門的で国際規模の話は、農業の授業をいろいろと受けている生徒たちにとってもとても興味深いものだったようです。戦後、「3K」というイメージを付けられてしまった農学が、いま人気となり、特に女子学生の割合の増加が著しいというデータも紹介されました。本校にも、農学を志す生徒がたくさん在学しています。農業・食の未来を明るく展望し、最先端の農学の学びに触れる貴重な時間となりました。