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令和5年10月2日（月）1年生の「産業社会と人間」の授業は「キャリア学習Ⅰ」の3回目で前回までと同様に愛媛大学教育学生支援機構教育企画室の村田晋也先生の講義でした。
キャリアデザインとは旅行計画のようなもので、キャリアガイドブックを作り、自分の将来について具体的に考えることが大事。キャリアガイドブックは、授業の積み重ねや質の高い本を読むこと、そして先輩、先生からの体験を聞くことから構成されているということで、この日は4人の愛媛大学生から話を聞くこととなりました。
1人目は自分でどのように道を選んだか、その道をどのように歩んでいるかを深く考えること、そして周囲の物事に敏感になり、焦らず行動を起こし全力で取り組むことが大事だと話しました。2人目は、何をしていいのかわからなくなった時に休学をし、様々なインターンに応募した経験から、いろいろな事をやってみることで、自分の得意なこともやりたくないものも見えてきた。自分の進む道を選択することは自己責任で、自分の気持ちを大切にしながら、しっかりと自分の道を選択することが大切だと話しました。3人目は人に出会うことは新しい考えに出会うことになる、自分のまわりのものがすべて将来への学びに繋がっていると話しました。4人目は考えすぎなくてもいい、好きなことを楽しんでいると夢が出てくる、なりたい自分が見つかると話しました。
大学生の話を聞いた後、村田先生によるまとめがありました。『今日の４人の先輩たちに共通していることは「挑戦」だった。挑戦することは、自分に合う道を見つけることにつながっていく。そして「自分はその学部に本当に行きたいのか？なぜ行きたいのか？なぜ？なぜ？」と自分に深く問いを投げかけることが大事だ。学力は気持ち次第でどうにかなる。目標を定めて頑張ってほしい。』と話を締めくくりました。
高校生たちにとって、これから自分の道を自分で選んで自分で歩んでいく　そんな勇気をもらった時間になりました。