令和5年9月27日(水)1年生の「キャンパスIT授業」を愛媛大学で実施しました。これは本校で実施している最先端の知識を愛媛大学教員から学ぶことのできる「高大連携科目」の一つです。今回は愛媛大学データサイエンスセンターの原本博史先生に担当いただきました。
第1部「簡単なAIプログラミング」では、先生の専門分野の話も交えながら身近に溢れるAIについての説明があり、AIを活用したプログラミングを行いました。今回は、Scratchを使い、カメラに顔を映して鼻にボールを付けたりPoseNetを使って顔の動きに応じてボールが動くようにしました。慣れてきた生徒たちは両目にボールを付けたり効果音を付けたりと、自分だけのオリジナルプログラミングを作成していました。
第2部の「データと回帰分析」では、データを基にした予想ということで、気象庁のデータを用い「気温が100年で1.3%上昇している」の根拠を考えました。大量のデータを用い、グラフ化して予想を立てるのですが、生徒たちはかなり苦戦しているようでした。
第3部の「シミュレーションと将来予測」では、「カード合わせの実験」として、サイコロを振り、異なる3つの目が出るまでの回数と6つ全ての目が出るまでの回数にはどのような違いが出るかを考えました。人によって試行回数は異なるものの同じような傾向が見られることがわかりました。現在はAIを利用して様々な分野で予測をしているそうです。
いつもとは違う大学での授業に、皆、興味深くまた真剣に取り組むことが出来ました。
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