令和6年1月17日(水)第16回Eカフェを開催しました。パキスタンとバングラデシュ出身の留学生が、「日本と自国の相違点・類似点」について、衣食住、気候、国旗、学校など様々な観点から話しました。
パキスタンの留学生は日本との類似点として、国の形や四季がある気候、伝統的な衣装があることや美しい自然を挙げました。生徒から、「両国とも四季があるが、どちらが好きか?」と質問があり、「湿度が低くカラッとしているので夏はパキスタン、自然が美しいので秋冬は日本」と答えていました。また、相違点として言語や食べ物、宗教を挙げました。パキスタンでは料理に何時間もかかるのが一般的で、日本の食べ物は短時間で作ることが出来るものが多い印象だそうです。言語は、70~80種類(方言を含まない)も存在していて、同じ国内でも分からない言語がたくさんあると言っていました。パキスタンは中国やアフガニスタン、インドなど多くの国に囲まれているので、それらの影響で多くの種類の言語が生まれたのではないかとの考えを話しました。
バングラデシュの留学生の話は、特に食に関することが印象的でした。バングラデシュではあまり日本に関する情報はなく、お寿司を食べたことがありませんでした。生魚も食べたことがなかったので、日本に来てお寿司を口に入れるまで半年かかったそうです。カレーなども含め、最初、日本の食べ物はすべて薄味で優しい味に感じられ、物足りなさを感じていました。しかし、1年たった今では日本食を美味しく食べられるようになったと話しました。
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