News & Topics

令和2年11月9日（月）SDGs伊豫学の授業で愛媛大学プロテオサイエンスセンターの坪井敬文センター長による「マラリア研究」の講義がありました。
世界では今でも年間2億3千万人がマラリアに感染し、40.5万人の死者を出しています。薬や殺虫剤を開発するなどし、1970年頃まで順調にマラリアを撃退してきましたが、薬が効かないマラリア、殺虫剤が効かない蚊が出てきたため再び流行することとなりました。未だにマラリアのワクチンは開発されていませんが、愛媛大学の新技術がワクチンの切り札となるかもしれません。貧困対策にはマラリア対策が欠かせず、世界に貢献するために愛媛大学ではマラリアの研究をしているとのことでした。
坪井先生から、「地球上で何が起こっているかを忘れず、夢を大きく持ち、興味を持って忍耐強く努力し、頂上を目指してほしい」と力強いメッセージをいただきました。