令和3年10月27日(水)、松山市野外活動センターで1年生120人、愛媛大学留学生5人(出身地はフィリピン、インド、インドネシア、エチオピア、ナイジェリア)そして現在本校で受け入れているフィリピンからの留学生ジュシュ君で「令和3年度収穫祭&炭焼き実習」を行いました。
本校では1年生の授業で、お米を生産しています。収穫祭はその生産から消費までの一連の流れに触れることで食の有難さを感じること、また留学生と共に「おにぎりアクション2021」に参加して、世界の食料問題について考えることを目的とし、併せてクラスの親睦を深める附属高校の恒例行事です。今年度も昨年度と同様、コロナ禍で5月に実施できなかった炭焼き実習の代替行事にもなりました。
「おにぎりアクション」は、世界の飢餓人口8億500万人・世界の肥満人口20億人・日本の食品ロス年間643万トンと言われる中、おにぎりと写真を撮り、サイトに投稿することで給食5食分がアフリカ・アジアの子供たちに届くというNPO法人TABLE FOR TWOの取組みです。昨年同様、多くの写真を撮りました。今後情報の授業内で1人1枚は投稿する予定です。120枚投稿されれば、給食600食分が子供たちに届くことになります。
生徒たちは、各班でおにぎり作成係、火起こし係、焼く係など役割分担しながら収穫祭を楽しんでいました。また、留学生から持参した自国の料理などをふるまわれるなど、異国の味も体験しました。火おこしに苦戦する生徒たちを見かね、留学生が手伝う場面もありました。エチオピアの留学生は「母国では自分たちで火をおこすのは普通なこと。その大変さを生徒たちには、知ってほしい。」と話していました。
お米の大切さ、火の大切さ、仲間の大切さ、そして世界の食糧事情を考える収穫祭になりました。
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