令和3年11月15日(月)、1年生のSDGs伊豫学では、愛媛大学教育学部の小助川元太 先生に「河野一族の物語『予章記』を読んでみよう」というテーマで講義をしていただきました。
鎌倉中期の伊予の武将である河野通有は、誰もが見たことのある「蒙古襲来絵詞」にも描かれています。その河野氏の家伝が予章記です。
授業冒頭、河野氏や湯築城について紹介していただいた後、予章記を実際に読みました。その中に出てくる一遍上人(河野通尚)のことや、越智益躬の鉄人退治伝説にある,鉄人の足の裏の弱点を発見して退治する話,6体の分身のニセ者を影の有無で退治する話などを,ギリシャ神話のアキレウスの弱点(アキレス腱)の話と比較しながら紹介していただくなど、分かりやすく内容を解説していただきました。
予章記を読んだ内容から分かることから、史実と歴史をについて考え,国際情勢、日本人の外国人の捉え方、史実と物語の違い、地域の歴史を知る意義、古典文学を読む意義について考えを深めることができました。
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SDGs伊豫学「河野一族の物語『予章記』を読んでみよう」
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