令和4年8月2日(火)~4日(木)、愛媛県高等学校総合文化祭で1位となった理科部相原光希さん,渡壁希美さんが第46回全国高等学校総合文化祭東京大会「とうきょう総文2022自然科学部門」で研究成果「利便性の高いCNFを作る酢酸菌株と培養条件の探索」を発表しました。文化部にとっては高文祭が、運動部にとっての総体にあたるもので、高等学校の部活動における最大の大会になります。会場の東京富士大学・文京学院大学には各都道府県を代表する研究ポスターがならび、大変な熱気でした。
残念ながら上位入賞は果たせませんでしたが、3日間にわたる研究発表、質疑応答、生徒交流会、記念講演など充実した大会となりました。
愛媛では東予地方の紙産業企業・愛媛大学・愛媛県が協力してCNF(セルロースナノファイバー)の研究開発を進めています。CNFは鋼鉄より遙かに強固で軽く、安価なため、世界中が注目している新素材です。本校果樹園の温州みかんから得られた酢酸菌が作り出すセルロースを使った彼女たちの研究成果が、世界のプラスチックゴミ、資源の枯渇、二酸化炭素排出などの課題を解決してくれる日がくるかもしれません。
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