令和5年6月5日(月)1年生の「産業社会と人間」の授業は株式会社マイナビの森田えり氏のSDGsについての講義でした。
まず、「プラスチック容器包装の廃棄量の多い国は」「大阪湾に沈むレジ袋の枚数は」といったクイズから始まり、世界的にプラスチックごみによる環境問題が深刻化していることを再確認しました。次に、SDGsの17項目について、項目ごとにその現状と課題の説明があり、探究に入る前の情報のインプットを行いました。ユニセフのホームページを参照すると、わかりやすく解説されていると紹介がありました。
休憩をはさんで、後半はいよいよアウトプットです。身近なシーンをイメージして、何気ない行動がSDGsにつながると述べました。森田氏は、ワークシートに取り組む生徒の様子を見ながら、「“感情×SDGs”で問いを作ってみよう。自分から遠い問いになっていないか。本当に興味があるのか。?で終わる問いが考えやすい。SDGsの項目は後から紐づけすればよい」など様々なアドバイスがありました。代表生徒からは、「サッカー観戦の際のチケットをQRコードにすれば」「昆虫食の研究や開発をすれば」といった発表がありました。
最後に、探究は自分で考えること、すなわち、自分の興味があることを考えることが大切で、それが、今後の文理選択や進路選択につながるとの話が印象に残りました。来週には、今回各自が設定した問いに対して、その解決法を模索していくことになります。先行き不透明な次代を担う生徒にとって、どのような形で社会貢献していくのかを考える貴重な機会となりました。来週の授業もとても楽しみです。
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