令和5年11月29日(水)第12回Eカフェを開催しました。トピックは「他言語習得法」で、母国語に加えて英語や日本語も学んでいる留学生に、どのように他言語を習得したのかを話してもらいました。
バングラデシュからの留学生はオンライン参加で、英語の大切さを実感していると話しました。英語が非母国語の国に行っても英語でコミュニケーションが取れたり、東京でも多くの場所で英語が通じたりした経験があるそうです。
インドネシアからの留学生は対面で参加しました。インドネシアは他民族多言語社会のため数百以上の言語が存在しています。この日参加した留学生は、地元地域で話されているスンダ語に加え、公用語のインドネシア語、英語、さらに日本語も少し話すことができます。
英語を学ぼうと思ったきっかけは、映画を字幕なしで見たいと思ったことだと言っていました。映画が好きでしたが、子供のときにインドネシア語の字幕がついているアメリカ映画があまりなく、字幕のない映画も見たいと思ったそうです。韓国映画で韓国語を学んで、韓国の大学院に入った友人もいて、映画での学習を勧めていました。また、彼も英語が非母国語の国に旅行に行ったり、非英語圏の人と友達になるために英語を学んでいて良かったと言っていました。世界共通語として英語は便利なようです。さらにインドネシアでは、70%以上の会社でTOEFLやTOEICの点数の提出が必要で、就職のためにも英語の学習は必須だと強調していました。彼自身は、映画や学校での授業に加え、国際イベントなどで外国人の友達を作って話す、SNSを通じてコミュニケーションを取る、といった方法で英語を学んだそうです。ネイティブスピーカーでも国によってそれぞれアクセントや発音の違いはあるので、恥ずかしがらずに話すことが大切だと述べました。
最後に、生徒に今現在どのように英語を学んでいるか、どの方法が一番良い学習法だとと思うかなど質問を投げかけました。生徒からは、映画や歌、本も読んでいるなど様々な意見を聞くことができました。
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